小児歯科とは
乳歯は虫歯の進行が速い
乳歯の本数が増えてきたら虫歯になるリスクも上がるため、歯科医院デビューを考えるご家族が増えてきます。
乳歯は歯の質が薄くやわらかいため、虫歯になると進行が速く、発見が遅れると永久歯にも悪影響をおよぼします。そのため、当院を含めた多くの小児歯科で、虫歯になる前にフッ素を塗布し、歯を強くする治療が選ばれています。
当院の小児歯科
治療はお子さまの様子を見ながら
当院では、お子さまの様子を見ながら負担のかからない治療を心がけています。ご家族のお膝の上で治療することも可能です。
危なくない範囲で機器に触れてもらったり、やさしく声をかけたりしながら場の雰囲気に慣れてもらい、スムーズな治療につなげています。
お子さまの治療について
ご家族の協力が大切です
治療にあたっては、ご家族にしっかりと説明をしてからスタートします。
一方、お子さま自身は治療のことが理解できない場合もあり、無理やりに治療をすると「歯医者嫌い」になりかねません。事情が許すのであれば、お子さまのペースに合わせた治療をおすすめしています。
お子さまの歯を守るために
仕上げ磨きを習慣に!
小さな歯を守るためには、ご家庭での毎日の歯磨きが重要です。そこで当院では、ご家族にお子さまの歯磨きのコツや仕上げ磨きでチェックしてほしいポイントなどをお伝えしています。
歯科での治療がお子さまにとって嫌なものとならないために、ご家庭でのケアを大切にしてあげてください。
小児歯科でよくある質問
- Q.小児歯科の対象年齢は何歳ですか?
- A.当院では対象年齢を定めていません。歯が生え始めた頃から通っていただけます。
- Q.虫歯はうつりますか?
- A.うつります。虫歯は、ミュータンス菌といわれる細菌がお口のなかに定着することで発症の可能性が高まり、特に生後19か月~31か月の間は感染しやすい時期だといわれています。感染はスプーンや箸の共有や口移しなどで起こるケースが多いため、この時期は特に注意してください。
- Q.フッ素は安全ですか?
- A.フッ素は、骨や歯、血液中にも存在している元素で、歯や骨を健康に保つ働きをしています。フッ素を直接、歯に塗ることで、虫歯になりにくい強い歯を育てることができます。